血圧の今と昔の基準値の違いをご存知でしょうか?
結構知らない方も多くみえます。

近年高血圧を心配される方、心配される時代へと著しく変化してきています。
昔はどちらかというと、
低血圧=病気にかかりやすい。という風潮でした。
2000年までの
高血圧の【基準値は180】
そして、2008年以降の
高血圧の【基準値は130】です。
わずか8年の間に基準値が50も下げられているのです。
割合にすると28%も下がっています。
体温を36.5度から28%下げると、26.2度となってしまいます。当然人間は生きていけない体温となります。
人間は血液の濃度や体温、血圧などなどを、常に一定値に保つ働き(恒常性)という機能が備わっています。
お茶を飲んでも血液がお茶にならないのと、一緒で様々な臓器が働いてくれ、一定に保ってくれているおかげで、日々健康な毎日を送れています。
現在の血圧の基準値は、ほとんど年齢に関係なく共通で、130〜85。
昔の血圧の基準値の常識は【年齢+90】でした。
70歳の人なら70+90=160という事ですね。
ここではどの数値が正しい、正しくないというのを書きたいのではなく、一人ひとり年齢や体の状態が違う中で、基準を共通に、そして値を大きく(27%)変えてしまっても大丈夫なのか?という事です。
そして、それ以上にここで強くお伝えしたかった、隠れがちになっている事があります。
血圧ももちろん大事ですが、それ以上に、【血液の質】、【血管の質】を深く考えて欲しいという事です。
血管は本来弾力があり、血液は良い状態であればサラサラしています。
しかし、時代が進むに連れ、食事の変化やライフスタイルの変化により、血管は脆くなり、血液もドロドロ傾向が著しくなってきます。
血管や血液の質が良ければ、血圧は200近くでも元気な方はたくさんいます。
そうです。
血圧の前に、血管の質、血液の質にもっと目を向けて欲しい。もっというなれば血圧になる前の腸での吸収、胃での消化は大丈夫でしょうか?という事を重要視していく必要があります。
自分の血管や血液は自分では見れないので、見落としがちになります。

自分の血管や血液が今どういう状態にあるのか?最も簡単に判断の参考になるのが、
●体の硬さ=血管の硬さ と、
●肌の血色=血液の質
です。
⭕体が硬くなってきているという事は当然血管に限らず様々な臓器や器官も、機能が落ちてきます。
⭕また、『肌は内臓の鏡』と言われるように、血液が肌や骨を作る事から、
・お肌の色が良く、健康的か、
・お肌の色が悪く、青白い
かは、一つの参考判断基準になります。
私達踏み師は、日々お客様とお話してたり、施術している最中、こういった僅かなサイン、仕草を頼りにお客様の健康バロメーターをチェックしていき、お客様一人ひとりに合わせた施術、会話をしていきます。
谷川流足圧は筋肉、関節、体を柔らかくするには持ってこいの技術となります。
さらに言うとお客様自身でも、体を
○温め
○伸ばし
○鍛えて
私達がほぐす
事により、体の状態はさらに良くなります。
温める、伸ばす、鍛える、は自分でも取り入れやすいですが、自分自身で行いにくいのが【ほぐす】です。
血管や血液の質が例え良くなったとしても、血液の流れが阻害されてては、元も子もありません。
川に例えるなら、川の堤防がしっかりしていて、川の水がきれいでも、どこかで川の水が関止められていては、水はいつか腐ってしまいます。

人間に例えるなら、肝心の細胞へは、血液や酸素、栄養は届きません。
お客様と私達踏み師が、信頼関係を築き、まずはご自身の体の状態を正しく理解し、日々体のケアをしていく事こそが、健康への何よりの近道だと思っています😌
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