疲れが取れない原因【化学物質過敏症・匂い】

ご来店頂くお客様の中でも割りかし多い悩みで、

『良く分からないけどとても疲れる』

『疲れ過ぎてやる気が出ない、気力がない』

『疲れてくるとすぐ頭痛になる』

といった症状の方がいます。

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一人一人状況、原因は違うので、万人に当てはまる答えはありませんが、今日は以外に見落とされがちな【臭い】について書きたいと思います。

先程挙げた『とても疲れやすい』といった原因は、食べ物や体の歪み、筋力不足や肉体疲労など何からきているかの原因は非常に多岐に渡ります。

私達踏み師は日頃お客様との施術や会話、顔色や仕草などをヒントに、どこにその原因があるのかを探ります。ほとんどの方で『これが原因だ!』という単発的なものはなく、 3つや、5つ、多い方では10種類以上の原因が複合的に重なっています。

その中でも今回は見落とされがちな【臭い=化学物質過敏症】についてです。

人は息を吸うと空気と一緒に臭いの分子が鼻から入り、嗅覚細胞という細胞を刺激します。この刺激が電気信号となって脳に伝えられ、初めて『臭い』として認識されます。

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細胞の刺激= 神経の興奮 によって、『臭い』となるわけですね。

最近では、化学物質からできた芳香剤や香水、除菌水やシャンプー、ボディーソープ、洗剤、柔軟剤、入浴剤などがとても多く流出しています。

これらが当たり前のように、日常的に身にまとわりつくという事は、、、、、

嗅覚細胞が常に刺激され、神経は常に興奮状態を続けてしまうという事になります。

当然、疲労となってしまうわけです。

寝室や普段から着る服などにこれらがまとわりついているとすると、夜体を休めようとしても、神経はずっと興奮状態を続けているので、当然体も頭の疲れもとれません。

不眠症,足圧

そして嗅覚化学物質過敏症の厄介なところは、自分では気づきにくいという点です。

疲れが酷かったり、頭痛が酷かったり、不眠症だったりして病院の検査を受けても、神経の興奮状態が続いているというのは検査できないので、『異常なし』で帰される事がほとんどです。

そしてもう一つの理由が、人の嗅覚は嫌な臭いに順応しやすいという点にあります。

タバコを吸わない方がタバコを吸う方に近づくと一瞬で、その臭いに気づく事があると思いますが、何時間も一緒にいるとだんだんとその臭いになれてくる、といった経験はないでしょうか。

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ペットを飼っている部屋や、満員電車などでもこの『嗅覚が順応する』という事は良くあります。

嗅覚が疲労してくれる事により、嫌な臭いから守ってくれているんですね。

香り、匂いを発するものは、化学物質由来ではなく、自然由来のものを使いたいですね😌特に疲れを取る時間の大半を過ごす『寝室』をまず見直す事が大切です✨

当店では、お客様の嗅覚に触れる、タオルやタオルケット、香りや、除菌水、洗濯洗剤や制服生地等、全ては凌げませんが、極力オーガニックにこだわっています。

常に細心の注意を払い、臭いを始め様々な身だしなみ等、気を付けて参ります。

化学物質過敏症は臭いの他にも、皮膚からの吸収や電磁波、目からの刺激なども様々ありますので、また随時お伝えしていきますね😌 https://hatenablog-parts.com/embed?url=https%3A%2F%2Fsouhisai.com%2F

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