外腹斜筋

外腹斜筋は、腹直筋と一緒に腹部の筋肉を形成し、側腹部から下腹部にかけて走る筋肉です。この筋肉は、腰部の安定性や上体の回転運動に関与しています。

目次

どんな時に疲れるの?

長時間の座り仕事や姿勢の悪さ

外腹斜筋は、上半身を回転させる動作に関与するため、座り仕事やデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けると緊張し、疲れやすくなります。

運動不足

外腹斜筋は、上体の回転運動に関与するため、日常生活でも意識的に使うことが少ない場合、筋肉の衰えが進み、疲れやすくなります。

スポーツの際の過剰な使用

スポーツにおいて、上体の回転運動が多い競技(例:ゴルフ、テニスなど)では、外腹斜筋が過剰に使用されることがあり、疲れやすくなります。

腹部トレーニングの過剰な負荷

腹筋トレーニングなどで、外腹斜筋に過剰な負荷をかけることも、疲れの原因になる場合があります。

どんな人が疲れやすいの?

デスクワークの人、介護士、看護師などの医療従事者、スポーツ選手やトレーナー、建設業や土木業など

外腹斜筋が疲れるとどうなるの?

腰痛や上半身の歪み、姿勢の悪化などの問題を引き起こすことがあります。運動不足や長時間の座り仕事など、外腹斜筋の疲れを引き起こす要因を避け、適度な運動やストレッチなどでケアすることが大切です。

外腹斜筋を鍛えるには?

サイドプランク

横向きに寝転び、肘を曲げて腕を地面につけ、膝を曲げた状態で体を持ち上げます。この状態で、20〜30秒間体勢をキープします。反対側も同様に行います。この運動は、外腹斜筋をはじめとする腹部の筋肉を強化するのに効果的です。

サイドベント

立ち、膝をやや曲げた状態で、片手を腰に当てます。反対側の手を頭の上に上げ、身体を横に曲げます。この状態で、10回ほど行い、反対側も同様に行います。この運動は、外腹斜筋を中心に腰周りの筋肉を鍛えるのに効果的です。

ウッドチョップ

膝をやや曲げた状態で、重りを持ち、両手を上げた状態から、体を横に曲げつつ、重りを地面に向かって下げます。この運動は、外腹斜筋を含めた腹部の筋肉を強化するのに効果的です。

ロシアンツイスト

床に座り、膝を曲げた状態で、背中を起こします。この状態で、両手で重りを持ち、体を左右に回転させます。この運動は、外腹斜筋を含めた腹部の筋肉を鍛えるのに効果的です。

これらの運動を定期的に行うことで、外腹斜筋を鍛えることができます。また、運動に加えて、適度な食事や睡眠、ストレッチなどで、筋肉を休めることも大切です。

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